「アンソニーの |
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おや?いろいろ調べたら評判が微妙か?なんて紹介し始めとしては言っちゃいかんこと言っちゃったね。ごめんごめん。でもいいと思うけどなー。みなさん「ダージリン急行」はもう見た?これに関してもダメな人もいるようで……。うん。好みかなあ。なんちって無責任なこと言ってるね。これまたごめん。
「アンソニーのハッピーモーテル」は恋と友情と、強盗計画の話。と書いたところでひとつ注意。車がひっくり返ったり、スリリングな逃亡劇があったり、いわゆる手に汗握る場面はいっこもないです。精神療養施設を退院した青年アンソニー。アンソニーは退院ではなく脱走したと思い込み、独自のおせっかいで彼を更生させようと計画するディグナン。このディグナンがもうやることなすこと・・・でも可愛いところもあって一生懸命で、アンソニーはディグナンの計画にのる。しかし行き当たりばったりな計画のさなかアンソニーは恋に落ち、ディグナンはやがてプロの泥棒ヘンリー氏を頼りに大きな強盗計画を思いつく。さてさて二人の未来やいかに??
この映画もそうやけど、ウェス・アンダーソンのほとんどの映画には生きる事に不器用な主人公が出てくるの。そしてつよいクセを持ってる。大体ノートに自分の計画を書き込んで、友達や家族にまでそのルールを押し付ける。巻き添えをくらった友達や家族もなんとなく憎めないから最初は付き合ってあげる。で、途中にやんなって、でも最後はやっぱり「しょうがないなあ」って許しちゃう。この運びに、私はきゅんとしてしまう。自分にとって大切な人が優等生とは限らない。そうじゃないから目が離せないし、愛してしまうってこともあるかも。監督はそういう目で登場人物たちを愛おしく描いている。スクリ−ンの中の不器用な主人公は、それでもとことん一生懸命なのだ。
人生は計画的に、かっこ良く、スマートに成功させたい。でも、そうはいかないことも多々ある。そんな時、支えてくれるのが恋人であり友達であり、家族であろう。忘れがちなとってもシンプルで大事なことー「君がいてくれてとっても嬉しい」ってことをウェス・アンダーソンは言ってるんじゃないかな。
だから彼の映画を私は見てしまうんです。








